
463: 日出づる処の名無し 2014/01/28(火) 12:17:53.10 ID:DBABjaIJ
469: 地球の裏側 ◆8.jiUYPnNgsU 2014/01/28(火) 13:20:56.21 ID:FMatk5Wn
>>463
中国がクネちゃんと同じ告げ口外交に走れば、そうなるのは当たり前。少なくとも韓国が国際法に反している
可能性があるのは、竹島問題だけですが、中国は自身が署名、批准している国際法を無視して、公海への国家権力
の敷衍を公式に国際社会に布告したのですから、そこを日本に突かれて反論された場合、直接の利害関係が無い国
なら、そこで強弁して日本との関係を悪くするのは避けたいでしょう。
安倍さんの靖国参拝を、中国が批判、非難する事は中国の勝手ですから、問題は有りませんが、それを他の国へ
持ちかけたら、二の足を踏むのは常識でしょう。なにせ中国も韓国もSF条約に全く関係ない国ですので、A級戦犯
合祀も何も、戦犯すらどちらにも関係が無い。
そりゃ日本が降伏後に成立した国に、戦争責任を問われても困ります。
手っ取り早い方法は、台湾と国交を回復しちゃえば良いんですけどね。日本人の心情としては、そちらの方が
受けが良いと思いますけどね。まぁ、経済的国益、安全保障の面からはあまり善い手だとは思いませんが・・・
しかし、どちらにせよ、東シナ海でなく、南シナ海で中国が今のような行動を続けるのなら、早晩、対立は避け
られませんよ。今ですら原発が止まった結果として、貿易赤字が拡大してるわけで、これで南西航路が事実上
危険になれば、スンダ海峡経由しか無くなる日本のエネルギー資源輸入はさらなる貿易赤字拡大の原因になる
訳で営々と築いて来た、安定的な中東からの原油輸送に赤信号が灯ります。
中国がやっているのはそういう事で、もっと日本人は危機感を持たないといけないと思う。エクアドルのおいら
の方が、文明的な暮らしが出来るなんて状況の日本を見るのは嫌ですからね。
489: 日出づる処の名無し 2014/01/28(火) 16:41:17.84 ID:YQ7ZvfO2
>>469
日本政府と首相官邸は、対中圧力を段階的にかけているところでして
直接的でありながらあまりメリットがない台湾国交回復よりも
先の戦争の戦訓である「国際的孤立をさける」ために、「自由と繁栄の弧」作戦に
従って、インドとの連携強化、東南アジアとの連携強化に加え、ロシアとも2+2を
メドジェーエフが国後島訪問をやったにも関わらず開催しており、
国際環境構築はいまのところ成功しつつあると思いますし、
こちらの方が賢明な手であると私は考えております。
また、海での中国の無法行為に関しても、官邸はかなりの危機感を持っていると思われます。
先日、アデン湾で海自の「さみだれ」が、フランス艦と協力して海賊の拘束をやっておりますが
これは集団的自衛権の行使にあたるもので、従来の枠を踏み越えた画期的な行為なのですが
地味なのであまりニュースになっておりません。
アメリカの「失望」声明やバージニア州の件でも、かなりトーンダウンしており、外務省筋がかなりがんばっていると思います。
現在の状況で特筆すべきは、官邸と官僚と衆参両議会と自民党それぞれに分派的行為がほとんど見られず
地味ながら強固に結束した体制で政治を行えていることで、その安定感によってあれほどの首脳外交作戦が展開できている
こともあり、私としては国民一人一人の中国への危機感は必要ながらも、今は政府の仕事を見守るので
良いのではないかと思います。
491: 日出づる処の名無し 2014/01/28(火) 16:44:25.79 ID:Grw9S2E4
>>463 徒労に終わった中国の「日本包囲作戦」 01月27日(Mon) 石 平 (中国問題・日中問題評論家)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3541 中国はまるきり、オバマ政権の本音を読み間違ったようである。米国政府の「失望声明」をチャンスだと
思い込み、それに乗じて日米同盟の離間に重点をおいた「日本包囲作戦」を展開することになったわけだが、
誤った状況判断と思い込みの上で策定した代物であるが故に、最初から成功する見込みはないのである。
今回も日本マスコミの「アメリカ様も靖国に怒ってる!日本は全世界の嫌われ者!!」って
大合唱を真に受けて失敗するいつものパターンだったのか…
中共の中の人はいつになったら日本マスコミに騙されてるの気付くんだろう?
527: 地球の裏側 ◆8.jiUYPnNgsU 2014/01/28(火) 22:06:00.48 ID:FMatk5Wn
>>489
外務省がかなり改善されつつあるのは、こちらでも体感として判りますが、やはり事なかれ体質に変わりは無い
のも事実です。集団的自衛権についても、現実問題として、日本国内の米軍基地攻撃を日本への攻撃と切り分ける
事など不可能ですし、お示しになったアデン湾での作業でも、すでに海賊対策派遣当初から、集団的自衛権問題
を無視する形で現場では動かざるを得ない状況になっているわけで(日本国籍でない船への緊急対処など)、
そして、それが参加各国、船舶運航各国から評価されている事実を直視すれば、集団的自衛権問題とは何か、が
明確に形を持って示されます。
問題は、例えばアデン湾まで出張って海自が行動する意味を日本人の大半が理解していない事です。おっしゃる
ように政府の仕事を見守るのは良いのですが、日本人が行動を起こすというよりも、現状、それほど間違った事
をしていない政府の仕事を見守りながら、アデン湾でなぜ海自が行動しなければならないか、という部分への考察が
不足しているように思えます。そしてそれが南シナ海の中国の行動への理解不足に繋がっているように感じています。
世界から孤立しようが、貿易さえ可能ならば日本と日本人は生きて行けます。先の大戦を始める決断は、物理的な
物資の途絶を恐れたからに他なりません。他国との友好関係は大事ですが、それだけで資源は日本へ届きません。
実際の行動を起こすかどうかは別として、日本人全体が状況の理解を共有する必要は感じます。
安倍政権がどれだけ外交的成果を積み上げ、中国包囲網を形成しようが、それは南シナ海での一発の砲弾で全て崩れ
去ります。一発だけなら誤射かも知れない、でももう船はそこを通りません。いくら友好国を作って、日本へなら
いくらでも資源を売ります、という国が世界中にあふれても、日本へそれを運べないのなら、意味が無いのです。
おそらく中共はそれに気づいているでしょう。そして安倍外交が成果を上げれば上げるほど、中国の取れる手段は
限定されます。おいらには、すでに中国が外交で負けつつ有る事を理解して、次善の策への布石を打っているように
しか見えません。そして、日本政府も、論客も、国民も、それが深刻な事態の前兆であると正しく捉えていないように
見えるのです。
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